ココナッツオイルの美容・健康効果がすごい!ココナッツオイルはダイエットだけじゃない!

前回ココナッツオイルについてと、ココナッツオイルのダイエット効果、正しい摂取の仕方についてなどを説明しましたが、ココナッツオイルの効果はダイエットだけにとどまりません。

ダイエットだけを考えるのであれば、中鎖脂肪酸100%のMCTオイル(ココナッツオイルの中鎖脂肪酸の量は60%ほど)を使った方がいいですが、ココナッツオイルにはMCTオイルにはない美容・健康効果があります。

今回は知っておきたいココナッツオイルの美容・健康効果について説明したいと思います。

■前回の記事■

ココナッツオイルの健康効果

まずはココナッツオイルの健康効果について触れておきたいと思います。

アルツハイマーに効果あり

私は次の記事を読んで衝撃を受けました。

内容は、アルツハイマーを患っていた旦那さんに、ココナッツオイルを毎日大さじ2杯半食べさせたとこと、アルツハイマーの進行を遅らせ、劇的な変化があったとのこと。

数日のうちに体の震えが収まり、顔に生気が表れたといいます。そして60日後には、思考力が飛躍的に向上し、ジョークを言ったり、会話が弾むようになったといいます。たまに言葉を忘れることはありますが、昔忘れていた人の顔も思い出せるようになり、自分のやっている作業にも集中できるようになり、食事療法を初めてから1年後、スティーブに別人のようになっていたといいます。

ココナッツオイルがアルツハイマーに効果がある理由

それでは、なぜココナッツオイルがアルツハイマーに効果があったのでしょうか。
その秘密はココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸にありました。

体は炭水化物を摂取した場合、ブドウ糖をエネルギーにして働きます。
ですが、アルツハイマー病になるとブドウ糖をうまく使うことができなくなってしまいます。
つまり、車で言えばガス欠の状態。ガソリンがなければ車は走れないのと同様に、脳もまたエネルギーがなければ働くことができません。

しかし、ハイブリッド車がガソリンと電気を使って走れるのと同様に体も飢餓状態に備えてブドウ糖が不足した場合に備えてエネルギーを作り出す機能があります。
ブドウ糖の代わりのエネルギーがケトン体です。
炭水化物を摂取しなかった場合(ブドウ糖がなくなった場合)、中性脂肪からケトン体というエネルギーを産生してエネルギー源にします。

ですが、食べ物が豊富な現代では、なかなかケトン体を生成するスイッチが入らなくなってしまっています。
そのスイッチを入れてくれる役割をしてくれるのが、中鎖脂肪酸(ココナッツオイル)です。

中鎖脂肪酸の摂取により体内でケトン体が作られれば、ブドウ糖は使えないアルツハイマー病でも脳のエネルギー不足が解消され、認知機能が改善するというわけです。
神経細胞の死滅がそれほど進んでいない段階までであれば、ケトン体補充による認知機能改善効果が期待できます。

また、アルツハイマー病だけではなく、脳血管障害、パーキンソン病、ハンチントン病など神経変性疾患の改善にも有効です。

まだまだ若いから関係ない!と思っているかもしれませんが、アルツハイマー病の症状が現れる10〜20年前から始まっています。
ですから、できるだけ早い段階から中鎖脂肪酸の摂取をスタートし、できれば毎日食べ続けることが重要なのです。

腸内環境を整えて便秘を解消

腸内環境を整えて便通を良くすることは、身体の健康を考える上でとても大切なことで、腸内環境の改善は美肌・ダイエット・太りにくい体質につながります。

ココナッツオイルが便秘の解消に効果的な理由

1.中鎖脂肪酸の消化・吸収効率が良い

油の特性は、油の主成分となる「脂肪酸」の種類や並び方によって異なります。
ここで、脂肪酸を「長さ」によって分類すると、一般的な油脂のほとんどに含まれる「長鎖脂肪酸」と、その約半分の長さの「中鎖脂肪酸」があります。
ココナッツオイルは脂肪酸の長さが約半分の中鎖脂肪酸のため、水になじみやすく、一般的な油の長鎖脂肪酸に比べ消化・吸収が4~5倍ほど早いのです。
そのため、体内に取りいれることですぐに胃腸を動かして腸のぜん動運動を促進し、便通を良くしてくれます。

2.ラウリン酸で腸内環境を整える

母乳に含まれることで知られるラウリン酸には免疫力の向上効果があります。(赤ちゃんがお母さんの免疫によって守られているなどとよくいうのはこのためです)
ラウリン酸を摂取することで腸内の免疫力が高まり、腸内環境を整えてくれます。
老廃物を外に出そうとするデトックス作用も高められるため、お通じの改善効果を期待できるのです。

3.オイルそのものが便通を良くする

ココナッツオイルは、「オイル」という名前がついている通り油です。
腸内にオイルを摂り入れることで、オイルが潤滑油と似た働きをして便の動きを滑らかにしてお通じを改善してくれます。

糖尿病の予防・改善

糖質(ご飯、パン、芋)を摂取すると、当然ながら血糖値(血液中の糖の量)が上がります。
血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌されて、血液中の糖は細胞に運ばれ血糖値は再び下がっていきます。

ですが、甘いものや高GIなもの(白米など血糖値が急激に上がる食べ物)をたくさん食べることによって、インスリンを分泌させようと膵臓を酷使しすぎたため、膵臓の機能が弱まりインスリンの分泌がうまくできなくなってしまいます。

そのため、糖尿病や糖尿病になりかけている人は食後じゃなくても血糖値が高い特徴があります。
血糖値が高いと血液中の糖が邪魔して栄養などが通れず、動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳梗塞など死に直結する病気の原因になります。

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、消化・吸収能力が高いため、インスリンを必要とせず、体内に入ったらそのまま直接エネルギーとして代謝されます。
そのため摂取しても膵臓の機能を弱らせず、インスリンの分泌機能をゆっくり休めて改善し、糖尿病の予防・改善効果が見込めるのです。

まだ発症していなくても糖尿病が心配な人は、日ごろの食事にココナッツオイルを取り入れて糖尿病を予防しておくと安心です。

がん予防

がん細胞というのはブドウ糖をエネルギーとして活動しています。

ブドウ糖は人間が活動するための代表的なエネルギー源です。
人間の体は飢餓状態に備えて、ブドウ糖がなくなった時の代わりに中性脂肪から「ケトン体」というエネルギーを産生します。

ですが、糖質(ご飯やパン・芋)などが豊富にある時代で、体内のブドウ糖がなくなりエネルギー不足になることはなくなってきているため、私たちの体はケトン体をうまく産生できなくなっています。
そこで、ケトン体を生成するスイッチを入れてくれる役割があるのが中鎖脂肪酸である、ココナッツオイルです。
糖質制限をしブドウ糖を体内に入れず、中鎖脂肪酸(ココナッツオイル)を摂取しケトン体を生産するスイッチを入れてあげることで、普段はエネルギー源としてなかなか活躍できないケトン体を効率よくつくり出せる体質になるため、普段からケトン体をエネルギー源として活動できるようになります。

身体のエネルギー源がケトン体になることによって、がん細胞がエネルギーとして使えるブドウ糖の量が減ります。
そのためがん細胞の活動を抑制・予防する効果が見込めるのです。

2人に1人ががん患者と言われる時代、がん予防は早くから進めておきたいものです。
がんの原因の35%は食生活30%は喫煙であることがわかっています。
つまり、がんの65%は、食生活と喫煙が原因であり、この原因を取り除いた生活を送っていれば、3分の2以上のがんは防げることになります。

抗酸化作用によるアンチエイジング効果

紫外線などが原因で発生する活性酸素には、細胞を酸化させて傷つけたり衰えさせたりする働きがあります。

活性酸素によって次のような弊害がおこります・・・

■臓器を構成する細胞が弱って内臓器官にトラブルが起きる
■血管を構成する細胞が弱って脳梗塞や心筋梗塞などが起きる
■肌や髪にツヤ・ハリがなくなって衰えが目立つ
■免疫細胞が衰えて病気にかかりやすくなる

ココナッツオイルを摂取することで効率よく生成されていくケトン体には、活性酸素を除去する酵素の働きを助ける効果があります。

活性酸素の働きは加齢と共に強まっていくため、いつまでも若々しく健康な身体を保つためにも、ココナッツオイルの摂取を心がけましょう。

また、活性酸素の原因である紫外線対策もしっかりと行っていきましょう。

免疫力を上げて怪我や病気の治癒力を高める

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸には、母乳に含まれていることで知られる「ラウリン酸」と呼ばれる免疫力を上げる成分が含まれています。

このラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、赤ちゃんの免疫力を高める存在でもあります。当然大人が摂取しても免疫力の向上効果が現れます。
また、抗菌作用も併せ持っていますからウイルスが侵入してきてもそれを撃退する働きが活発になります。

なのでココナッツオイルを摂取すると次のような効果があります。

風邪や病気の予防
怪我の治りを促進する
皮膚のトラブル(ニキビなど)を予防する

甲状腺機能の低下を改善

甲状腺とは、首の前側、喉仏の下あたりに位置するからだ全体の新陳代謝を促進するホルモン(甲状腺ホルモン)を出すところです。

画像引用元・http://harecoco.net/thyroid/

甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。

甲状腺機能が低下していると次のような症状が現れます

■肌荒れ
■疲労感や倦怠感
■便秘やむくみ
■冷え性
■生理不順
■手足の震え

といった症状が出ます。

ココナッツオイルを摂取することによって、低下した甲状腺を始動させる事が出来ます。

カンジダ菌を抑える

カンジダ菌とは、人の皮膚や胃腸の中、そして女性の身体にある膣粘膜に存在している常在菌です。

日常生活における風邪や疲労、ストレス等の体調変化、生理の周期に伴うホルモンの変化、妊娠、糖尿病、ステロイド剤や免疫抑制剤の使用などで、免疫力の低下や腟内環境を変化させることによって増殖し、次のような症状が現れます。

■デリケートゾーンのかゆみ
■慢性的な疲労感
■腹痛や便秘・下痢

ココナッツオイルに含まれているカプリル酸は抗菌物質のため、カンジダ菌を抑え込み、カンジダ菌による症状を緩和する効果があります。

また、ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は唾液の中に含まれている酵素と混ざり合うことで「モノラウリン」という物質に変化し、抗菌効果を現します。
そのためココナッツオイルによるカンジダ菌の抑制は直接塗るより食用として体内に摂り入れるのが有効的です。

口内環境を清潔に保つ

ココナッツオイルを食べて摂取するだけでなく、ココナッツでうがいをすることで得られる効果もあります。

オイルでうがいをすることを「オイルプリング」と言い、モデルの道端ジェシカさんが取り入れている美容法としても知られています。

ココナッツオイルのオイルプリングで次のような効果があります。

歯の汚れを取る・ホワイトニング・歯周病・虫歯予防

オイルは汚れを浮かして溶かし、取り除くことができます。
ココナッツオイルでうがいをすることで普段の歯磨きだけでは落ちにくかった汚れが取れ、研磨剤の入った歯磨き粉のように歯に負担を掛けることなく歯を綺麗にすることができます。
また、オイルプリングで歯を綺麗にしておけば、歯周病や虫歯の予防や歯のホワイトニング効果も期待できます。

口内の細菌を除去し、口臭の予防にも

口の中には呼吸などによって普段からたくさんの細菌が生息しています。
オイルプリングではこの細菌を一気に撲滅して、感染症の予防効果も得られます。
また、口の中から細菌がなくなることで口臭の予防にも繋がります。

ココナッツオイルの美容効果

このようにココナッツオイルは病気の予防や健康を保つために大きな働きをしてくれますが、女性のきれいのための美容効果もあります。

ココナッツオイルを肌に塗ることで保湿・肌トラブルの改善

ココナッツオイルは肌に塗ることで次のような効果があります。

保湿

ココナッツオイルを摂取した時に消化吸収が早いためすぐにエネルギーになるというお話をしましたが、その理由は分子量が小さいことにあります。
そのためお肌に塗ったときにもすぐに浸透して保湿効果を発揮してくれます。
ココナッツオイルは口に入れても大丈夫なものなので、顔だけでなく体やデリケートな唇など全身に使うことが出来るのも嬉しいです。

肌トラブルの改善

免疫力を高める作用を持っているラウリン酸が、ウイルスに対する抗菌効果を発揮してくれます。
そのためニキビやニキビ跡、肌の炎症といった肌トラブルを改善する効果があります。
肌のバリア機能を高めてくれるため、外部からの刺激に強くなり、肌トラブルの予防効果も期待できます。

具体的な使い方

■メイクのクレンジング
(オイルなので、汚れを取りやすい)
■スキンケア商品のブースター
(いつものスキンケアの前に使うことで浸透力を高める効果が期待できる)
■乾燥の気になる肌への保湿
■顔やボディのスキンケア

ココナッツオイルを髪に塗ることで美髪効果

美髪アイテムとして椿油やホホバオイル、モロッカンオイルなど様々な商品が発売されていますが、ココナッツオイルは分子の大きさが小さいため浸透しやすいので、ヘアケアに使うことで髪の毛に潤いを与え、髪のパサつきを改善してツヤを取り戻す効果があります。

具体的な使い方

■洗い流さないヘアオイルとして髪に馴染ませる
■コンディショナーに混ぜて使用する
■ヘアパックをする

まとめ

■ココナッツオイルを摂取することで、アルツハイマーや糖尿病、がんなどの病気の予防になる。
■ココナッツオイルの免疫力を高める効果で、風邪予防、便秘解消や虫歯・歯周病予防などの効果もある
■ココナッツオイルは食用として摂取するだけでなく、髪や肌に塗ることで美容効果もある。

※ココナッツオイルを食用として取り入れる際は、カロリーが高く、飽和脂肪酸を豊富に含むため、1日大さじ1杯ほどにしましょう。
塗って使う場合もアレルギー体質の人は注意が必要なので、パッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

健康効果や美容効果の高いココナッツオイルはまさにスーパーフードといえます!
私は、トリートメントや保湿剤を買うのをやめてココナッツオイルにしてから、美容費の節約にもなりました。

また、どのココナッツオイルを買えばいいかわからない人も多いと思いますが、実際に私が使用しているココナッツオイルと選ぶ際の注意点などは、前回の記事にまとめてあるので、参考にしてみてください。