トクホは効果なし!?トクホだから体にいいは誤解の理由

「ダイエットをしてきれいになりたい!」
「いつまでも健康でいたい!」
そんな人たちに健康食品は気になりますよね。

今回は健康食品の中の「トクホ」について、迫りたいと思います。

トクホはダイエットや健康に効果あり?効果なし?

CMなどでおなじみのトクホ。脂肪の吸収を抑えるとか、体脂肪を減らすのを助けるなどをうたっているたお茶などが多く、健康意識が高い人は多少値段が高くてもトクホのお茶を買うのではないでしょうか。
では、トクホって本当に体にいいものなのでしょうか。

そもそもトクホとは?

「特定保健用食品(トクホ)」とは、有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁(※)の許可を受けた食品のことを指します。 1991年に栄養改善法で法制化された食品で、「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健目的が期待できる旨の表示が許可された食品をいう」と定義されています。

引用元・https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001935.html

このように聞くとなんだかとても体に良さそうなもののような気がしますね。

医薬品のように効果が認められている訳ではないが、厚生労働省が一応効果を認めたもの、つまり、食品以上医薬品以下という位置にあります。

では、トクホは本当に体にいいのでしょうか。

トクホについて知っておきたい3つのポイントをご紹介します

ポイント1 トクホの許可を受けるのに高額なお金が必要になる

トクホの許可を受けるのに高額な費用がかかるので、大企業などお金と時間があるところしか取れないようになります。
そうなると資格ビジネスに近い気もしてきます。

ポイント2 実はたいして健康に良いわけではない

トクホを取っている製品がむしろ逆効果なのではという研究が結構出ています。

トクホは栄養サプリメントなどの健康食品のジャンルにあります。
医薬品ではないため本来は、その効果を謳うことは薬事法で禁止されていますが、メーカーは法律の穴を狙った表現を駆使し、7000億円もの市場を築き上げています。

1.「脂肪を消費しやすくする」と謳っている商品について

例えば、トクホのお茶には「脂肪を消費しやすくする」との表示はありますが、その効果は穏やかな作用しかなく医薬品に比べればずっと作用が弱いので、それほど大きな効果が無いのが現実です。

また、私たち消費者は「飲んだら脂肪が減る」「トクホを飲んだら痩せる」と思われがちだが、摂取の仕方によって大きく効果が異なることを知っている人は少ないと思います。

例えば、ダイエット効果があるとされる黒烏龍茶。
これは、食べ物と一緒に飲まないと効果はないことをご存じでしょうか。
喉が渇いたからといって、黒烏龍茶を飲んでも、または食後に黒烏龍茶を飲んでも効果は発揮されないのです。

食事と一緒に飲み、普段と同じ食事をするのであれば、吸収量が20%は減るため、脂肪吸収を抑える効果はあります。

ですが、トクホの危険なところは心理的なところにあります。
トクホは緩やかな効果しかないのにも関わらず、消費者はつい「トクホを飲んでいるから大丈夫!」という気持ちになってしまいます。
しかし、トクホの商品を飲むからいって4割普通より多く食べれば、かえって脂肪が増えてしまいます。

2.「糖の吸収を抑える」と謳っている商品について

「糖の吸収を抑える」と謳っている商品には、難消化デキストリンという成分が含まれています。

難消化デキストリンは食物繊維の一種で、消化されにくいデキストリンという意味で、デキストリンというのはブドウ糖が結合したものです。

食物繊維は糖の吸収を穏やかにする作用があります。
難消化デキストリンは、摂取をして急激に糖分が吸収されることを抑えることが目的です。

血糖値が急に上がると、その影響でインスリンが過剰に分泌され、それが糖尿病につながるので、糖の吸収を抑えるというのはそれなりの効果があります。
しかしながら、難消化デキストリンでなくても他の食物繊維でも代用は可能であるのも事実です。

3.トクホの商品に含まれている人工甘味料について

トクホの商品には、人口甘味料アセスルファムカリウムを含んでいるものもあります。
アセスルファムカリウムはカロリーになりにくい、ダイエット甘味料です。

人工甘味料は体内に入っても全く分解されず、ただ舌を刺激するだけという特徴があります。

なんだかダイエットをしている人には良さそうに聞こえますが、分解されないということは、それが異物となって体をぐるぐるめぐるということ。
排泄はされるが、排泄するまで1日、2日ぐらいかかるので、一旦完全に腸から吸収されます。

血液の中に入って、その後腎臓を通って出るので、その間に体内でどういう効果を発揮するかはまだわかっていないのです。
人工甘味料は認可されてからまだ10年ぐらいしかたってないため、歴史は浅く、今ちょうど私たちの体で試されてるような状態なわけです。

ですが、犬の実験では、人工甘味料を摂取したことによって、肝臓障害のときに増えるGPTという物質が増えてしまったり、リンパ球という免疫をつかさどる細胞が減少するという実験データも。
つまり、私たちの体にも肝臓や免疫力の低下などの害がある可能性が高いということです。

刺激だけして栄養にならないという人工甘味料、カロリーよりも体に与える障害の方が重大です。

4.トクホの商品に含まれている合成甘味料について

ヘルシアウォーターに含まれるエリスリトールスクラロースという合成甘味料があります。

ヘルシアは脂肪を消費しやすく、やせる効果につなげることはできますが、エリスリトールは消化されないため、おなかが敏感な人はおなかを壊す場合があるんです。
実際に「体質や体調によって飲みすぎるとおなかがゆるくなる場合があります」と注意表示も添えてあります。

5.トクホの商品に含まれている人工食物繊維について

トクホの商品、ファイブミニには人工的に作られた食物繊維であるポリデキストロースが含まれています。
その他にも、コチニール色素、酸味料、香料なども含まれています。

人工物であるポリデキストロースは、摂りすぎると消化されないのでお腹がゆるくなったり、お腹が痛くなってしまう場合があります。
また、食物繊維は水溶性と不溶性のバランスが大事です。
ですが、ファイブミニのように食物繊維が偏った状態で摂取することはあまり好ましくないとため、食物繊維を重視するのであれば、野菜ジュースを摂った方が効果的です。

■まとめ■
トクホは医薬品以下のため、適切な摂り方をして初めて効果を発揮するにもかかわらず、ダイエット・健康効果はそれほど高くない。
人工甘味料や、人工食物繊維などの人工物が多数含まれているため、体に害を与える影響があるため、トクホ=体にいいとは一概には言えない。

ポイント3 トクホというものをつけることによる心理的な害

健康を連想させるようなロゴなどが付いているだけで人はいい訳をしてしまいます。

とんかつを食べながら体脂肪が気になるから、健康に良いウーロン茶を飲むというようなわけのわからないことをするようになります。
つまり、トクホを言い訳にするようになってしまいます。
言い訳ができてしまうので不健康な行動が心理学的には助長される可能性があります。

そして、先ほども説明した通り、トクホは健康食品であってそれほど効果が高くないことを忘れてはいけません。

例えば、武器レベルが3(トクホ)なのに、レベル10の敵(とんかつ)と戦えば負けてしまいますよね。(太る)

まとめ

■トクホには医薬品以下の緩やかな効果しかなく、正しい飲み方をしないと効果が発揮されない。
■トクホ=健康にいいと思いがちだが、たとえダイエット効果のある成分が含まれていても、人工甘味料や人工食物繊維など人工物が体に良くない影響がある可能性を忘れないようにしましょう。
■「トクホを飲んでいるからいつもより食べても大丈夫」の考えは危険!その考えは逆効果になるので、あくまでいつもの食事を変えないことが大切。

決してトクホに限ったことではありませんが、健康に良いと思われている物も実は隠れた害がある場合があります。
健康になりたいのであれば出来るだけ自然で加工度の低いものを選ぶことが大切です!