バストアップするために、胸筋の筋トレは効果的だというお話を前にしました。
胸の筋肉を鍛え肥大化することでバストが大きくハリのあるきれいなバストになることができます。
(※ただし筋トレに脂肪をつける効果はありません。)
詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してみてください。
そして、今回のテーマはバストアップのために筋トレをしたいなら「背筋」も鍛えなければいけないということです。
その理由を解説します。
この記事の信頼性
目次
胸の垂れを筋トレで治すなら背筋も同時に鍛えた方がいい理由!
結論からいうと猫背になりバストダウン(見え方)するからです。
猫背になるからと言って胸にあった脂肪がなくなる、また逆に姿勢がよくなったからといって胸の脂肪が増えるというわけではありません。
あくまで見え方の問題です。
詳しく説明します。
筋肉は単体じゃない!バランスが大事
筋肉を単体で考える人が多いですが、大事なことは筋肉は繋がっているという考え方。
単体という考えは捨てバランスよく鍛えることです。
なぜ胸を張って歩いている(オードリー春日みたいな)人より、猫背になっている人のほうが多いと思いますか?
それは胸を前、背中を後ろとして考えたときに日常生活で前側の筋肉ばかり使い、後ろ側の筋肉を使うことが少なく衰えているからです。
前の筋肉の力が強く、後ろの筋肉は弱い、綱引きと一緒で後ろ側の筋肉は負け、前に引っ張られている状態なのです。
→全て前側の筋肉を使う動作
そこで、さらに胸筋の筋トレで前側の筋肉ばかりを鍛えるとさらに猫背になりバストアップしたいはずがバストダウン(見え方)するということです。
胸筋の筋トレは前側の筋肉しか鍛えられず猫背になる
筋肉には以下の絶対原則があります。
それは
筋肉は鍛えると硬くなっていく → 強くなっていく → 太くなっていく → 短くなっていく
ということ。
胸の筋肉が短くなると、自然と肩関節が前にいき、腕が内側にいき猫背になります。
今度は胸の筋肉ではなく腕の筋肉にフォーカスしてみましょう。
胸を鍛える筋トレは同時に腕を鍛えるものがほとんどです。
腕の筋肉(上腕二頭筋)は肩甲骨にくっついています。
画像元・https://koto-orthopaedics.com/disease-arm/biceps-tendon-rupture/
そのため、上腕二頭筋の筋肉を鍛えると短くなり、肩甲骨に前の力が入り猫背になります。
また、肩こりの治療を得意とするセラピストしょうじさんがいうには、肩こりに悩んで来院する人の多くは、上腕二頭筋が硬く、短くなっているとのこと。
つまり、筋肉はつながっているため一見別の個所のように見える、腕と肩ですが腕が原因で肩こりを起こししているのです。
最後に前腕(肘から手にかけて)にフォーカスしても、同じことが言え、胸筋のトレーニングは腕が内側にねじれる(内旋)するものが多く、腕が内側にねじれると肩が前に行き、猫背になります。
猫背 → 肩こり → 肩甲骨の周りがこる → バストダウン するということです。
さらに猫背には見た目の問題だけでなく、次のような体の不調を引き起こします。
首の問題・肩の問題・肘の問題・腱鞘炎(けんしょうえん)・手のしびれ・ばね指・五十肩・四十肩
このように体はどんどん壊れていきます。
胸筋の筋トレはNG?バストアップするための筋トレとは?
では、胸筋を鍛えるのをやめたほうがバストアップするのかといえば、それも違います。
胸の筋肉は普段なかなか使わないので、筋トレして肥大させない限り、胸の下垂を防いだり、胸にハリを与えることはできません。
ですが、大切なのはバランスです。
前側の筋肉は普段から使い、猫背になりやすいので、胸筋トレをするならば、後ろの筋肉(背筋)も同時にしっかり鍛えるべきだということです。
前と後ろのバランスが整えば、姿勢も整います。
女子でもOK!背筋の筋トレのやり方
では具体的にどのように背筋を鍛えればいいのでしょうか。
私がいつもやっている胸筋トレを紹介します。
まとめ
今回はシドニー在住のカリスマセラピストしょうじさんの動画を元に記事を作成しました。
動画中では胸筋トレは絶対ダメ!と説明していますが、しょうじさんは姿勢を矯正するセラピストとして「姿勢の問題」だけにフォーカスして言っています。
ですが、胸筋トレが胸にハリを与えるのも事実なので、大事なのはバランス。
その分、背筋のトレーニングにも力を入れていきましょう。
(※しょうじさんもコメント欄にて背筋も鍛えればいいのでは?という意見にイエスと発言し、バランスが大事だと言っています。)
今回の参考動画↓↓
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